マンホール1話 セリフ全訳+一部補足 - follow JJ♡

まとめ

マンホール1話 セリフ全訳+一部補足

マンホール1話

スジン母 :部屋に居なさい
スジン  :手伝うわ
スジン母 :ここでじっとしてるのが手伝うことなの
      新郎が来るまでここで待ってなさい
      うちの娘は綺麗ね

ボン・ピル 28歳
公務員試験受験生3年目
この全ての事態の主犯であり主人公。

ピル   :俺の恋はあの空の流星のように消えてしまった。
      20年寝かした父さんの高麗人参酒みたいに、
      酒を仕込むときは長い時間経って甘くなることを願うが
      俺の胸に込めた愛は毒杯のように苦すぎる。

男性   :新郎が来たぞ!
※直訳...함を買ってください!※結婚前に新郎が結納品などが入った箱(함)を持って、新郎の友達などと共に新婦の実家に行く儀式があり、そのことを함이 들어오다と言います。結納、くらいに訳しています。

ピル   :スジン。
      28年、そうだ、28年だ。
      28年前俺たちの愛が始まったと信じてる。
      3日差で同じ町の産婦人科で生まれた俺たちは
      すでに28年前から一つのベッドに寝ていたというわけだ。
      なのに。
      今か今かと告白する機会をうかがっていた俺にとって
      せいぜい何ヶ月か付き合った奴との電撃結婚は衝撃的だった。
      人生でチャンスはたった一回だけ。
      人生は絶対に思う通りにはいかないのだ。
     
ピル   :うるさすぎる。


第1話
愛は手遅れ



ピル   :あああ!うるさくて我慢ならない
      真夜中にこの町貸し切ったのか?
      何の騒ぎでこの夜中に他人の町で大声で歌ってるんだよ

男性   :無視しろ

ピル   :なんで叩くんだよ!
      今何時?
男性   :9時
ピル   :9時、9時なら他人の町でこんなの被って騒いでもいいのか?
      結婚が何かの官職なのか?(そんなに良いものなのか、みたいな)
      結婚は青春の墓なんだよ野郎共!

男性   :ああ、まじでこの野郎、お前何なんだよ
ピル   :ああ怖

スジン  :ちょっと!
ピル   :何だよ!

カン・スジン 28歳
町のマドンナ
ピルのベアトリーチェだったが嫁入り一週間前

女性   :早く中に入って
スジン  :大丈夫。狂った奴。

ピル父  :おい!
ピル   :何度も呼ぶなよ!

ボン・ピルの両親
定年を控えた郵便局長と専業主婦
息子を諦めて既にかなり経っている


ピル   :思い出す。愛を知らなかった獣がついに人間になった日。
      小学3年生、
      スジンが俺の隣になったとき、突然愛が何かを悟った。
      俺は当時の悟りを多少過激ではあるが正直に表現したが
      そのときの俺は進歩的で、スジンはとても保守的だった。
      結局スジンは隣になって2時間で転校すると泣き、
      俺が責任とってやると慰めると…
      くっそ、そのときから拗れたんだ。


ピル   :母さん、父さん~父さん~
      父さん、父さん?
      母さん~
      何だ?二人ともいたのに?
      父さん!父さん!どこに行ったんだ?
      分からないな


ジンスク :あ、ピル
      昨日スジンが結納するのに酒飲んで暴れたんだって?
      腹立たしいでしょうよ。
      28年間糞につくハエみたいに周りをうろついてたのに。
ピル   :おい!
ジンスク :何よ
ピル   :表現がクソなんだよ
ジンスク :クソみたいな状況じゃない
ピル   :クソの話はやめろ
ジンスク :オーケイ
      イライラするだろうしジュース作ってあげるから一杯飲んで行って
ピル   :クソでもなんでもミックスしてお前が飲んでろ
ジンスク :何で私に当たるのよ!

ユン・ジンスク 28歳
ボン・ピルと同じ町で生まれ育ち、何でも知ってる関係の女友達


ピル   :煙草あるか?
ソクテ  :スジン結納したって?
ピル   :煙草一本くれ
ソクテ  :式まで一週間だっけ
ピル   :煙草
ソクテ  :俺スーツもないのに結婚式何着て行こう
ピル   :煙草あるかって聞いてるんだ、結婚じゃなくて煙草あるかって煙草!
ソクテ  :あの、もしかして煙草持ってませんか?

チョ・ソクテ 28歳
公務員試験受験生6年目
この人生まるっきり可能性が見えない

ソクテ  :今回競争率281倍だって。俺試験準備で30超えそうだ
ピル   :公務員試験だと聞こえ良いな。
      お前9級技能職受けるくせに公務員試験だって?
      下のボンボンホップでも公務員受験生だって嘘ついてただろ
※호프はhopeの意味も、ドイツ語のhofの意味もあるため一旦ホップとしました
ソクテ  :おい、公務員は全部公務員だろ
      判事検事も公務員なのに区別する必要ないじゃないか
      ならお前は?お前も9級だろ
※公務員は1級から9級に分かれていて、9級は初級にあたります
ピル   :俺はいけてる警察でお前とはレベルが違うんだ。
ソクテ  :警察?
      勉強頑張って俺が受かって、お前が落ちたら、俺は公務員、お前はニートだ、
      そしたらお前と俺は同レベルか?違うだろ?
ピル   :昔から言ってただろ、ダメなやつは死んでもダメなんだ、
      お前がそうなんだよ、夢は寝てるときに見なさい。
ソクテ  :俺にはお前も死んでもダメなやつに見えるからな?
      スジン見てみろよ、
      お前があんなにつきまとったのに良い奴と出会って結婚するって、いい気味だ。
ピル   :泣きたい奴に言うことかよ死にたいのか?
男性   :おい!勉強しろ勉強!
      どんなすごい勉強してて朝から勉学の雰囲気を壊してるんだ!
      勉強しないなら帰れ!
ピル   :あいつ何の勉強してるんだ?
ソクテ  :さあ
男性   :7級、検察職だ
ピル   :はい…。


ジンスク :新郎を殺しな
ピル   :ふざけるなよ
      こんな有様だから一人は6年も公務員試験の勉強で、一人はジュースでも売って座ってるんだ
ジンスク :ちょっとソクテと比べないでよ、私はユン社長よ。
      1年で1億稼ぐプロジェクトの青年実業家!
      それから!
      あんたたちはなんでコンビニのラーメンをうちのテーブルで食ってるのよ、
      コンビニで食いなさいよ!
ソクテ  :あそこ狭いんだよ、ピル、これ食べるぞ
ジンスク :ピル、どんな手段で阻止するっていうわけ? もうすぐ結婚式なのに
ピル   :俺が阻止するんだ、見とけよ
ソクテ  :そうだよ、ピルが阻止するんだから心配するな
      昔こいつが陸上してたとき、1000mリレーで転んでうちの学校が全国大会出るのも阻止したじゃないか。
      ピルは阻止するのは得意だろ、生まれつきの才能だよ。
      そうだ、こいつはカードも上手く使用停止になるのを阻止するんだぜ
      どうやってカード取り替えて借りた金を返してるんだか。
      だから心配するな、俺が保証する。
ピル   :この野郎ラーメンで酔ったのか?
ソクテ  :熱い熱い!助けて!
ジンスク :大丈夫?

ソクテ  :ひりひりする
ジンスク :かなり火傷してる
ソクテ  :おい、お前がスジンをどれだけ困らせたんだよ、
      28年どころか280年待ってもお前はダメだ。
      呪われろ。
ジンスク :ひりひりして仕方ないって言いながら口は達者ね
ソクテ  :なあ、軟膏食べないといけないかも、口の中までやけどしたみたい
ジンスク :本当? 大袈裟なんだから
ピル   :ちょっと喉やられたくらいで、俺なんか誰かに心臓を揚げてフライにされた気分なのに
ジンスク :見苦しいからやめなさいよ
      スジン呼んであげようか? 他人の女になる前に告白でもすれば?
      今まで想ってきたんだから一度告白でもしよう、電話するわ。

ピル   :ダメダメ!
      告白して何になるんだ、初夜は目の前だっていうのに
ジンスク :分からないじゃない、初夜かどうかなんて
ソクテ  :確かに。
ピル   :初夜…初日…
ジンスク :何よ狂った奴みたいに!
ソクテ  :ちょっとどけよ
ジンスク :おとなしくしてなさい
      この町の人はみんなあんたがスジンに首ったけなのを知ってるし
      そうね、緊急晩餐会を招集しないと。
      町のみなさん~ ピルがスジンを28年間
ソクテ  :みなさん~ここに狂ったやつがいます~狂った奴!
ジンスク :なんでそんな力が強いのよ、痛い
ピル   :やり直す方法ないかな?
ソクテ  :離婚するまで待て、最近は結婚も離婚も早いらしいぞ。
      流行なんだってさ、流行に乗らないと、トレンディに
ピル   :辞めておこう
ジンスク :何言ってんのよ、口ばっかりべらべら動かして
ソクテ  :叩くなよ

ジンスク :可哀想な奴。スジンしか女がいないのかしら。
ソクテ  :ああ、今日もあいつのせいで無駄に過ごしたな。
ジンスク :6年してもダメだった勉強が今日無駄に過ごしたからってダメージないでしょ。
ソクテ  :勉強は流れなんだよ。

ソクテ  :おい、お前もいつか結婚するだろ?
ジンスク :さあね。
ソクテ  :俺はお前が誰と結婚するかすごく気になる。
ジンスク :あんたではないわね。
ソクテ  :誰がお前と結婚するって? 呆れるよ。
ジンスク :それ灰皿よ。


パク・ジェヒョン 31歳
町の薬局の薬剤師
スジンのフィアンセであり、ピルの恨めしい仇敵だ

スジン  :私の表情がちょっと、なんで笑わなかったんだろう?
      写真使えないね、表情がだめ。疲れてたのかな?
ジェヒョン:綺麗だけど?
スジン  :いいえ、ジェヒョンさんは明るく笑ってるのに。
      私を見て、申し訳なくなるじゃない。
ジェヒョン:一緒にウェディング写真を撮ってくれただけで十分ありがたいよ。
      そうだな、笑ってる方がずっと綺麗だ。

スジン  :もったいない、もう一回撮りたいな
ジェヒョン:扇風機どうしたんだ?
スジン  :私が触ったから壊れちゃった。私マイナスの手じゃない。
※マイナスの手…触るものを全てダメにする手のこと
ジェヒョン:お昼食べてちょっと寄ったんだ。
      退勤したらまた来る。一緒に夕飯食べよう。
スジン  :昨日結納のときうるさくてごめんね。
ジェヒョン:ああ、大丈夫、歴史的な結婚なんだからそのくらいのハプニングはないと。
      君の友達怖かったな。
      1週間だけ我慢して、俺がこのおかしな町から君を助けてあげるから。じゃあ。
スジン  :後でね。

(電話=ヨンジュ)


オ・ダルス 29歳
町の兄貴。
あるときは映画学も学んだ。賢い。しかしただ賢いだけだ。

ダルス  :いらっしゃ…ろうがどうでもいいな
      悲しい愛のストーリーだが観るのか?
      お前の昨今の状況と似たところが多いんだ。
      恋人だった二人は各自の夢のために別れることになり
      結局女は他の男と結婚することになるんだ。
      どうしたんだ?
ピル   :ただ通り過ぎかかっただけだ
ダルス  :お前がよく通う動線にはここはないぞ。
ピル   :聞きたいことがあるんだけど。
      ヒョンは映画いっぱい観ただろ、
      映画では結婚をどう阻止するんだ?
ダルス  :おい、しっかりしろよ。映画は映画だ、現実とは違うんだ。
      まかり間違ったら手錠かけられるぞ
      でもなんで阻止できなかったんだ? 俺はそれが気になる。
      1対1でマークしてたんじゃないのか?
ピル   :結婚するとは思わなかったんだ。
      俺招待状も貰えなかった。
ダルス  :ああ、意外だな、招待状…。
ピル   :だろ、なんで俺に送らなかったんだろう。
ダルス  :じゃなくて、招待状に執着するお前が意外なんだって。
      招待状を貰ったなら既にゲームは終わったってことなのに、
      その前に知ってないといけないだろ、結婚が決まる前に。
ピル   :ああ、そうなのか
ダルス  :現代は情報戦なんだ、情報では既に負けた、そこでゲームオーバーなんだ。

ピル   :ヒョン!俺本当に知らなかったんだよ、
      あいつが付き合ってる彼氏がいるのは知ってたけど、
      こんなに早く結婚するなんて俺がどうやって知るんだよ!
ダルス  :尙有十二、イ・スンシン将軍は12隻の船でも希望を捨てなかった。
      まだゲームは終わってない。
※尙有十二 微臣不死…三道水軍統制使である李舜臣の名言、「我々にはまだ12隻の船が残っており、私イ・スンシンは死んでおりません。」
      そこのB列の2番目のラックに行けば‘4度の結婚式と一度の葬式’のヒュー・グラント。
      結婚式場で自分の結婚をおじゃんにしたんだ。
      5分後に何が起こるか誰もわからない、それが人生だ。
      俺めっちゃ格好良かったな。
ジョンエ :ブラボー!オッパ超かっこいい。
      私お風呂行ってくる、こいつまた来たのね

ホン・ジョンエ 28歳
ボン・ピルと犬猿の仲、ダルスと2年間共に同業し、同居中
おお、不吉だ。

ジョンエ :あんたスジンに招待状は貰ったの?
      前見たけど新郎は背も超高くて超イケメンだったわ。
      しかも稼ぎも超良いらしいじゃない。
ダルス  :背も超高くて稼ぎも良い奴がどうしてだろうな。
      結婚で青春をぶち壊すなんて。
ピル   :ヒョン、俺帰る
ダルス  :ああ
ジョンエ :じゃあね
ピル   :ヒョン知ってるか?
      こいつ小2のとき教室で超クソ漏らしたんだ。
ジョンエ :ちょっと!


ピル   :高校の時、その日は俺の誕生日の3日後、
      スジンの誕生日だった。
      俺はスジンのために当時最高にバラエティな誕生日パーティを準備して
      嫌だというスジンを無理矢理パーティの場所に連れてきた。

ピル   :ろうそく消して
      誕生日おめでとう、スジン
スジン  :毎年チョコパイ?プレゼントは?
ピル   :まずはプレゼント、
      見てて、ジャーン

ピル   :パーティのフィナーレは爆竹で飾った美しい光景を描きながら

スジン  :ちょっと感動しちゃった
ピル   :どう?
スジン  :ありがとう。

ピル   :なのに。
      それもまた事件の発端だった。

警察   :おい、お前たち何してるんだ?

ピル   :あの日俺はスジンに派出所見学も初めてさせてやり、警察の調書というものも初めて書かせてやった。
      そして結婚式でなきゃ集まることのない両家の両親まで集まったせいで、実に盛大なパーティが開かれたのだった。
      本当にバラエティ豊かな誕生日パーティだったのに、忘れちゃったのかな?


スジン  :わあ、最高の天気ね。
      ちょっと、これ…
      そうだわ、最近やってなかったから。

(電話=ジンスク)
ジンスク :いきなり何笑ってるのよ、狂ったみたいに。
ジョンエ :新郎と一緒にいるみたいね、あー妬けるわ
ジンスク :どこにいるの?
スジン  :裏山
ジンスク :裏山で何してるの?
スジン  :写真撮りに上って来たの、でもカメラ忘れちゃった
      だから下りようかって。
ジンスク :何?、まあいいわ、ここに来て、ボンボンホップ。
      今日は3人だけ集まるわよ
ジョンエ :非常事態、非常事態
スジン  :うん、分かった。
ジンスク :それと山でにたにた笑うの止めなさい、
      他人が見たら驚くわよ、おかしい子だと思って。早く来てね

スジン  :良い運動だったわ、ああまた下りるのか


スジン  :こんにちは
ミジャ  :いらっしゃい、
スジン  :外超暑い、汗が。
      山登りしたのに無駄になったわ
ミジャ  :この天気で?
スジン  :カメラ忘れて行ったの。
ミジャ  :オーマイガー
スジン  :冷たい水お願いします。注文も。
ミジャ  :はーい。

ミジャ  :結婚おめでとう。
      でも私も似たようなの何回かしたけど大したことなかったわよ。
      なんで一番楽しい歳で?
      ちょっと楽しんで後でゆっくりすればいいのに。もったいない。
      コーヒー? お酒? 何にする?
スジン  :喉渇いたからお酒。
ジンスク :かっこいいオーナーを信じてお酒!
ジョンエ :私はコーヒー。ダルスオッパ、私がお酒飲んで出歩くの嫌がるの。
ミジャ  :はーい、ユンミ、生中二つとコーヒー濃いの一つ。

ジョンエ :ねえ、結婚を阻止する方法を聞いてきたって。ダルスオッパに。
ジンスク :私にも聞いてきたわ。
ジョンエ :ああ、本当?
スジン  :あいつはまったく徹底的に頭痛の種ね。
ジンスク :あ、まさか私が言ったこと実行に移したりしないわよね?
スジン  :何て言ったわけ?
ジンスク :殺せって、あんたの新郎。
スジン  :ちょっと!
ジョンエ :ただの冗談よ、でもまじでやったら滑稽だよね!
スジン  :あんたたちはほんとに!

ジンスク :ところでピルになんで招待状渡さなかったの?
スジン  :え、郵便で送ったけど
ジョンエ :何よ隣に住んでるのになんで郵便なのよ、
      塀の向こうに投げたって3秒で着くでしょ。手伸ばすだけでも渡せるわ。
スジン  :みんなみたいに直接渡そうと思ったけど、ちょっとあれで。
ジョンエ :なんで?
ジンスク :なんでって、ピルがスジンが好きだって追い掛け回してたじゃない。
      ジョンエ、良く聞きなさい。
      あんたがダルスオッパと結婚するのに、クギルオッパに直接招待状渡す?
ジョンエ :なんでよ、気まずいじゃない。
      誰が私を好きって言った?私は興味ないのに。
ジンスク :同じことよ
ジョンエ :なるほどね
スジン  :ピル本当にどうすればいいかしら。
ジンスク :あんたあいつと仲良いじゃない
ジョンエ :私は大っ嫌いよ
ジンスク :優しく宥めてどうにかなる奴だったら、私が最初からまともにさせてるわ。
      どうしようもないわ、1週間しっかり耐えなさい。
スジン  :もう一杯頼んで。
ジンスク :口がないの指がないの?私をこき使って。
      オーナー、生中もう一杯!


クギル  :なんで来ないのかと思ってた。
      昨日暴れてやらかしたんだって?
      コーヒー? サイダー? 何にする?

ヤン・クギル 29歳
町の兄貴
腕っ節が強く、単純・教養がない
だが優しい。人は良い。

ピル   :いらない、何がコーヒー、サイダーだよ。
クギル  :こいつ、歯がゆいだろう。
      その気分よーく分かるぞ。
      俺もあのときしっかりしてたら今日こんな有様じゃなかっただろうに
      俺もたまに考えるんだ。
      あのときもう少し賢く振舞ってたら、俺の気持ち分かるか?
      ジョンエを奪われたとき、その気分だった。
      男の涙をたくさん流したさ。そして入隊、当時年齢が…
ピル   :そんなことはどうでもいいから、ヒョン、何か良い方法ないかな?
クギル  :何を。
ピル   :俺スジンと結婚しなきゃ。
      だから良い方法ない?

クギル  :チンピラか?結婚一週間前の子を。
      それは違うだろ。男じゃないぞ。
      おい、そんなことしたら玉が割れる。ああまったく。
      全く方法がないわけじゃない。
      回答は速度。
      お前が陸上やってたとき、俺がお前を注意深く見守ってただろ。
      お前は爆発的なスピードを持ってるのに、問題は、スタートがゴミなんだよ
ピル   :それはいいから、方法は?
クギル  :爆発的な、速・度・違・反
※速度違反…できちゃった婚
ピル   :下品だなほんと!
クギル  :ほら芸能人も記事見たらやたらと結婚するじゃないか。
      あれは全部速度違反なんだよ!
      だからお前がそいつよりはやく速度を出して、
ピル   :おい!何言ってるんだよまじで!
      話すなよ、俺が間違ってた。
      この町に正常な奴なんていないのに町の奴らに悩みの相談なんかして、狂ってた。


ソクテ  :父さん、父さん?

(スジンからの招待状)私の友達ボン・ピルへ
(スジンからボン・ピルへの手紙が何通もソクテの机に入っている)

ソクテ  :さあ、復讐しないと。


スジン  :いらっしゃい
ピル   :なんだその不愉快な表情
      はあ、使わないのは電源切っておけよ、電気代かかるだろ
スジン  :何の用?
ピル   :ただ町を巡回してただけだ。
      最近ストック写真だったか?金になるのか?
スジン  :アップしてもあんまり売れないわ
ピル   :突然結婚なんていうから大当たりでもしたのかと思った。
      俺も公務員試験放っぽってそれでもやってみようかな?
      写真撮ってサイトにあげたら勝手に買ってくれて金になるんだって?
スジン  :適当に撮ってもだめよ
      要件は?
ピル   :スジン、お前に会いに来たに決まってるだろ、
      28年間お前だけ見つめてきたんだ
      お前をみると今でも胸がドキドキするんだ、俺の気持ちが分からない?
      愛してるんだって、この石頭、察しろよ。
      なのに何も言わず突然結婚だって?
      スジン、
      スジン。

スジン  :何してんの?
ピル   :スタジオ暑いな
スジン  :ちょっと、昨日結納品来るときなんで酒飲んで暴れたのよ
      あの人たちどれだけ宥めたか分かる?親しい友達だって理解してくれって。
※한재비=한진아비…新郎側から送られる、一緒に結納品を持ってくる人たち
ピル   :友達?俺たち友達なのか?
スジン  :じゃあ何?仇みたいな友達でしょ。
ピル   :それはおいといて、なのになんで招待状送ってくれなかったんだ?
スジン  :まだ届いてない?
      郵便局長の息子のくせに郵便もまともに受け取れないの?
ピル   :まあいいや、隣に住んでるのに招待状なんか受け取ってもゴミになるだけだ。
      結婚するから嬉しい?
スジン  :変なこと聞くのね。
      嫌なわけないじゃない、結婚式来るでしょ?
ピル   :さあな、最近忙しいから、時間あるかな?
スジン  :この町にあんたより暇な人いるわけ?
      あんたは絶対に来て祝ってくれなきゃ。一番の仇みたいな友達なんだから。
      ちょっと、それ熱いわよ、ああどうしよう
ピル   :最近イライラすることが多くて沸騰してるからこのくらい何ともないんだ。
      じゃあな。
スジン  :水あげようか?どうしよう。
      まったく。
      どうしたものかな、ボン・ピル。


ピル   :ちょっとちょっと!
女性   :どうしたの?救急車呼びましょうか?
ピル   :いえ、これは医者が来ても治せないんです。

ピル   :好きです
      たった4文字だけでいいのに
      いや、好きだ、だけ言えばいいのに
      なのに28年間時期を待ち続けて他の奴にチャンスをやっちまったじゃないか


ピル   :見送れない
      見送る
      見送る
      見送る
      見送ってやる
      ああくそ!
ジンスク :今まで想って来たんだから私なら告白するわ
ピル   :だめだ
      絶対見送れない!

ピル   :火が付いたときに早く告白しないと、
      このまま見送れない、絶対、絶対に!

ピル父  :ああ、ちょうどよかった
      何だ?あいつ自分の親の顔見ても分からないのか。
ピル母  :あなた、私達二人で生きることを考えましょうって。一緒に持つわ。
ピル父  :そうだな、この険しい世の中俺たち二人だけで十分だな、そうだろ。
ピル母  :もちろんよ、行きましょ。

ピル   :阻止できる、阻止できるぞ。
      俺にはまだ1週間残ってるんだから!


ピル   :スジン!おいスジン!
      どこ行ったんだ?

スジン母 :そんなにベル鳴らさないで、どなた?
ピル   :おばさん、ピルですけど、スジンに出てきてって伝えてください。
スジン母 :スジンまだ帰って来てないけど?
ピル   :え、退勤してたけど?
スジン母 :約束あるみたい、電話してみて
ピル   :これは電話で言ったらダメな話なんです
スジン母 :電話でどこにいるか聞いて訪ねたらいいでしょう、
ピル   :ああ、そうすればいいんだ。
スジン母 :ピル、うちのスジンは結婚までもうすぐなんだからあまり困らせないで、
      聞いてる?ピル?

(電話=マイプレシャス)
ピル   :こいつなんで電話に出ないんだよ、何のために携帯持ってると

(電源が切れているため、ピーっと鳴りましたら…)
ピル   :お?電源切ってるのか?
      なんで?

スジン  :いらっしゃい、
ピル   :告白して何になるんだ、初夜は目の前だっていうのに。
ジンスク :初夜かなんて分からないじゃない。
ソクテ  :確かに。

ピル   :…初夜?

ピル   :ああ、だめだ、だめだ!だめだー!

ジンスク :ちょっとボン・ピル!

ソクテ  :始まったんだな

クギル  :おお、結局スタート切ったんだな。

ジョンエ :また騒いでるわよ。
ダルス  :町が騒がしくなるな。


薬剤師  :いらっしゃいま…
ピル   :ここに、あの薬剤師…現、現所在地を知ろうと
薬剤師  :落ち着いて、何だって?
ピル   :ここで仕事してる薬剤師の奴今どこにいるんですか?
薬剤師  :ここで仕事してる薬剤師の奴はここにいるじゃないですか!
ピル   :いえ、髪の毛が完全にある多い若い奴のことです!
      今、一人の女の人生がかかった絶体絶命の状況なんです。
      最近招待状送ってきた奴いるでしょう?
薬剤師  :招待状?なんの招待…ああ、パク・ジェヒョンさん。
      さっき退勤しましたが。
ピル   :で、で、電話番号は!
薬剤師  :電話番号?どうして?ちょっと待って、名刺が…
ピル   :は、早く早く!

(電話=ジェヒョン)
(電話に出ないので、ピーっと鳴りましたら…)
ピル   :あれ?
(電話に出ないので、ピーっと鳴りましたら…)
ピル   :これ、これ何かあったのか?

ピル   :この女見ませんでしたか?
女性   :不倫?
ピル   :不倫じゃなくて、婚姻憑藉姦淫みたいなものなんだけど
※婚姻憑藉姦淫…結婚をするという口実で欺き、姦淫すること
女性   :警察ですか?
ピル   :あ、ええ、9級警察職…
女性   :警察なら警察でしょう、9級警察職が何なの、
      とにかくそんな女は見てないから他をあたってちょうだい。
ピル   :ああ、おばさん、この女見なかったかって!
女性   :来てないわよ!
ピル   :どこに行ったんだよ!


ピル   :おばさん、おばさんこの女来なかった?
女性   :綺麗ね。
ピル   :だろ?
女性   :誰なの?
ピル   :じゃなくて!来てないかって!

ピル   :ああ、分かったから、おじさん!
ピル   :教えてくれるって言ったくせに!
女性   :いないって言ったのになんで上がってくるのよ

ピル   :スジン、スジン!
      スジン!どこにいるんだよ?

ピル   :スジン…
      何だよ?

ピル   :ああ…
ジンスク :ちょっと、ピル。
      何の匂い?あんたマンホールにでも落ちたの?
      あれこれやるのね、、、ほんと馬鹿。


(マルチルームから出てくるスジンとジェヒョン)
※멀티방…マルチルーム。カラオケ、ネットカフェ、DVD閲覧室などが合わさったもの

スジン  :あ、ピル!
ピル   :そんなに金がなかったのか?
      何歳だと思って未だに…くっそ、未だにマルチルームで…
スジン  :何の話?
ピル   :お前は大事な話しようと思ったらいつもいないじゃないか。
      電話も出ないで、隣に住んでるくせに一日中姿を見せないで。いつもそうじゃないか。
スジン  :どうしたの?
ジェヒョン:あの、ちょっと。
ピル   :うるさい、俺はこいつと話してるんだ。
ジェヒョン:何のことか分からないけど落ち着いて俺と話をしよう。
ピル   :お前代弁人なのか?こいつはお前のなのか?
      そこでちょっと、進度が進んだってことか?
スジン  :何の話よ一体。
ピル   :怒りが爆発してるのになんで突然涙が出るんだよ、情けない。
ジェヒョン:この子は何を言ってるんだ?
ピル   :薬剤師ともいう奴が金がなくてこんなところに連れてくるのか?
      5つ星、いや4つ星でも連れて…俺なら借金してでも…ああ!
ジェヒョン:ちょっと、泣いてないで落ち着いて。
      何言ってるか聞き取れないじゃないか!
ピル   :結婚まで一週間残しておいて…一週間…
      結婚した後でもいいじゃないか
      たった一週間も待てないのか?
      俺は28年も待ったのに?
      このマルチルーム野郎め!


クギル  :お、起きた起きた。
ダルス  :おい、気が付いたか?
ピル   :ここはどこだ?
ソクテ  :薬剤師の奴と喧嘩したの覚えてないのか? 気絶してクギルヒョンが負ぶって来たんだ。
クギル  :この野郎、一発殴られたぐらいで気絶して。情けない。
ピル   :ああ痛い。俺怪我してないか?なんでこんなに痛いんだ?
ジンスク :何ともないわよ
ダルス  :害を加えておいてあとで薬をやるっていうけど、やっぱり薬剤師は違うな
※병 주고 약 준다…直訳:病気にして薬をやる、相手に害を与えておいて、後から助ける振りをして取り繕うこと
ジョンエ :医者だったら初めから手術台に送っちゃうのに。残念。
ピル   :いらない。おい、スジンは?
ジンスク :ほら、

スジン  :だからって人を殴るの? まだ目を覚まさないのよ。
      友達だって言ったじゃない

ピル   :おい、あいつどうしたんだ?

ジンスク :あんたのせいで喧嘩してるのよ
ピル   :じゃあ結婚しないって?
ジンスク :目を覚ましなさい。パンチでおかしくなったの?
クギル  :だめだ、みんな立て、町の奴ら集めろ、薬局ぶち壊しに行こう。
      うちの町馬鹿にしやがって。
ジンスク :賛成!
ダルス  :おいおい、訴えた方がいいだろ。診断してもらって理性的に対応しないと。
      その方が金になるんだ。
      ぶち壊せば支出、告訴すれば収入だ。
クギル  :何の話だよ。
ジョンエ :ううん、このくらいじゃ見積もりも出ないわよ。
ソクテ  :おい、ピル!じゃなきゃ、殴られたところをまた殴って、傷を深くするんだ。
ジンスク :おお~ソクちゃん~。ああ、私の性格だったら薬局に行って潰すのに。
クギル  :だろ、行こうぜ。
      作戦会議だ、酒持ってこい。
ソクテ  :オーケイ。

ファミリー:乾杯~
ダルス  :ファミリーがみんな集まるのは久々だな。
ソクテ  :勉強するとき酒のんだらダメなのに。
ダルス  :酒を飲むとき勉強しなけりゃいいだろ。
ソクテ  :ああ、確かに!
クギル  :おい、お前は早く勉強辞めろ。頭より身体が良いぞ、身体で生きろ。
ソクテ  :ヒョン、それでも僕ジョンエよりましでしょ。
ジョンエ :あんたがもっとおバカよ。

ジンスク :ほら、行きなさいよ

ジンスク :ああ、焼酎が美味しいわね。大きいコップでいきましょうか?
クギル  :おお~ジンスク!行こうぜ!

ピル   :帰ろう。送るから。
スジン  :あたしたちも久しぶりに一杯しよう
ピル   :ダメだよ、遅くなったらお前のお母さんが俺に電話するだろ。
      楽しいことは他の奴とで、問題が起きたら全部俺のせいで。
スジン  :何よ。
ピル   :もう12時になる、早く帰ろう。送ってやるから。
スジン  :自分で持つわ、あんた身体痛いでしょ。


ピル   :ごめん
スジン  :何が?
ピル   :昨日と今日、あれこれ
スジン  :一日や二日のこと?
ピル   :ああ、今日はなんで一日がこんなに長いんだ、昨日より5時間は長く感じる。

スジン  :はい、受け取れてないって言ってたから今あげる。
      受け取れなかったのか受け取らなかったのか知らないけど

(招待状:私の友達ボン・ピルへ)

スジン  :ボン・ピル。
ピル   :ん?
スジン  :大事な話って何?
ピル   :ああ、大事な話。
スジン  :さっき言ってたじゃない、私に大事な話があるって、それで私を探し回ったって。
      何?今話してよ。
ピル   :あ、俺、その…だから、俺実は…
      実は…お前を見るたびに…
スジン  :見るたびに?
ピル   :お、俺小便したい
スジン  :え?
ピル   :ああ、お、お前を見るたびに小便したくなるんじゃなくて、
      今トイレに行きたくて。
      今日一日中走り回ってて行けてなかったんだ。
      ちょっと…トイレ行ってくる。

スジン  :何なの?

ピル   :ああ、話すこと…
      話すことが多すぎてどこから言えばいいかわからないや
      す、好きだ、好きだ
      この一言でいいと思ったのに。
      考えてみたら足りなすぎるよな。
      言いたいことが多すぎる。
      お前を見ると、お前を見ると俺の心はこんなに狂ったみたいにドキドキしてるのに
      今更告白なんて何の意味があるんだよ。
      愛、愛なんかが今更何を変えられるんだよ。

スジン  :ピル早く帰って来て
      なんでこんなに遅いの?何かあったのかな?
      ボン・ピル?
      あんたいつまで...まだかかるの?
      ボン・ピル
      ボン・ピル、どこ?
      ボン・ピル?
      まさか帰ったの?呆れた奴ね。


ゲシュタポ:さあ文章練習、後に続いて。

(ドイツ語の発音練習)
ゲシュタポ:声が小さいぞ。
      そこ誰が寝てるんだ。
      ピル。
      ボン・ピル?
      ボン・ピルこの野郎!

ピル   :何だ?
      あ、ゲシュタポ?
ゲシュタポ:お前今俺に何て言った?
      こ、高校のドイツ語の先生、超イラつく嫌われ者。

ピル   :お、おいスジン
      お前たち何してる?制服着て何してるんだよ。

父兄たちの小さな真心が副収入源。
ドイツに行ったことのない、ドイツ語の先生
ゲシュタポ 37歳、未婚。

ゲシュタポ:キャッチしたな。
      お前が俺の黒板消しを掴んだな、うん?
ピル   :いや、俺も無意識に…
      昔当てられたからか知らないうちに掴んだんだけど…
      ところでここどこですか?
ゲシュタポ:どこって?さっきまでは教室だったが今からお前には地獄になるだろうな。
      バカたれ!
ピル   :なんだこのクソみたいなデジャブは?



エピローグ

ここはどこだ?
ソウルです。
ソウル?
おい、なんでこんなに多いんだ?
息苦しいから他のとこ行こう。
出発
わ、あいつめっちゃ可哀想な顔してるな
つまらない奴って感じだ
ははは。
武器準備しろ。
あれ攻撃入って行ったのか、攻撃?
だめだな。
武器準備しろ。


2話予告


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