マンホール15話 セリフ全訳+一部補足 - follow JJ♡

まとめ

マンホール15話 セリフ全訳+一部補足

マンホール15話

~ひき逃げ事故現場~
スジン  :え…?ここどこ?
ピル   :何だ?
      間違いなくマンホールに乗ったのに。
      …スジン!
(ギリギリのところでスジンを助け、転がる)

ピル   :スジン、大丈夫か?
      …何だあの野郎!
スジン  :ピル、行こう、行かなきゃ。
ピル   :なんで?
スジン  :あれジェヒョンさんの車よ。
ピル   :え?
スジン  :早く。
(二人が去った後、ジェヒョンはスジンの携帯電話が道路に落ちているのを見つける)


ピル   :スジン、大丈夫か?
スジン  :これ…これどうなってるの?
ピル   :驚いただろう?
      怪我はないか?
スジン  :ピル。私さっきのこと、覚えてる。
      あのときは私があんたを助けたのに、
      今回はあんたが私を助けてくれたわ。
ピル   :…スジン。
スジン  :え?
ピル   :お前がそれをどうして覚えてるんだ?
スジン  :分からないわ。
      ただ、全部思い出せる。
      あのときの状況と全く同じように繰り返されたわ。
      私がジェヒョンさんから逃げて屋上に上って落ちて、
      そのときあんたが私を掴んでくれたんだけど…
      どうしてまたここに来たの?
      これどういうことなの、ピル?
ピル   :どうやら今回はお前と一緒にマンホールに乗ったみたいだ。
スジン  :マンホールに乗るって?


~スジンとジェヒョンの家~
ジェヒョン:ああ!
      一体ボン・ピルの奴にどうして会ったんだ?
      まさか君が僕を通報しようと?
      …そんなわけがない。
      絶対にそんなはずない。
(スジンの携帯の着信音が鳴る)
(電話=スク💕)
ジェヒョン:はい、ジンスクさん。
ジンスク :ジェヒョンさん?スジンは?
ジェヒョン:スジンは携帯を置いて少し出掛けたみたいです。
ジンスク :ああ、そうですか。分かりました。
      そしたら、スジンが戻ったら私に電話してと伝えてください。
      はい。

~焼き鳥屋~
ソクテ  :ジンスク~何だ、何かあったのか?
      そんな表情して。
ジンスク :さっきスジンが店に来てたんだけど、
      すごく顔色が悪かったのよ。
      だからスジンに電話したんだけど、ジェヒョンさんが出たの。
ソクテ  :そうなのか?何かあったのかな?
ジンスク :さあ…ジェヒョンさんと夫婦喧嘩でもしたのかな。
心配だわ。
ソクテ  :まあ夫婦喧嘩なんてすぐ仲直りするから長くは続かないさ。
※칼로 물 베기…直訳:刀で水を切ること、すぐに仲直りをすることの例え
ジンスク :そうよね。どうってことないわよね。
ソクテ  :そうだ。来る途中またピルがマンホールの前にいたぞ?
ジンスク :なんでまたマンホールに?まだ掘ろうとしてるわけ?
ソクテ  :ピルがまだスジンを忘れられないみたいだ。
      スジンが他の男と結婚した姿を見るのが辛くて、
      時間旅行でもしてその前に戻りたいって。
ジンスク :まったく。呆れるわ。
      相当狂ってるわね。
ソクテ  :だよな。このままじゃ大変なことやらかしそうだ。
ジンスク :いつまで子どもなのよ。


ピル   :これ飲んで。
スジン  :ああ、ありがとう。
      ピル、つまり私達がマンホールに乗って時間旅行をしてるってことでしょう?
ピル   :ああ。元々俺が一人で時間旅行してたんだけど、
      今回はどういうわけか、お前とマンホールに乗ることになってしまったみたいだ。
スジン  :体験しても信じられないわ。
      どうしてこんなことが…。
ピル   :今お前がどんなに困惑してるのか、誰より俺がよく分かってる。
      俺も最初はお前くらい混乱したから。
      …ところでパク・ジェヒョンがひき逃げ犯だったなんて。
      本当に呆れるな。
      どうしてお前を車で轢いておいてぬけぬけとお前の側についてられるんだ。
スジン  :あんたの言うとおりだったわ、ピル。
ピル   :何が?
スジン  :通り魔暴行の犯人、ジェヒョンさんだったわ。
ピル   :お前それをどうして分かったんだ?
スジン  :ニュースに出てた帽子、マスク、服を
      ジェヒョンさんの車のトランクから見つけたのよ。
      それを見て分かったの、ジェヒョンさんが犯人だって。
      だからあんたに電話したの。
      あんたの助けが必要だと思って。
ピル   :ならこれからどうする?
      今すぐ警察にパク・ジェヒョンを通報しようか?
スジン  :いいえ。まずは頭の中を整理したいわ。
      すごく困惑してて、何の判断もできないわ。
ピル   :ああ。なら行きながらどうするか考えてみよう。
スジン  :あ…
(スジンが足の痛みに声を上げる)
ピル   :気を付けて。行こう。


襄陽(ヤンヤン)65km、江陵(カンヌン)12kmの標識


~ピル叔父の家~
ピル   :おじさん!おじさん!
ピル叔父 :こんな夜中に誰だ!
      お?ピル。
ピル   :俺だよ。叔父さん。
ピル叔父 :おい、こんな遅くにどうしてん、連絡もなしに。
      おお?待てよ、知ってる顔だが。
      もしかしてピルの昔の友達?
スジン  :こんばんは。私のこと分かるんですね。
ピル叔父 :当然分かるさ。
      こいつが昔必死に追い回してたあのお嬢さんやろ?
ピル   :ああ叔父さん、そんなことまで覚えてるのかよ?
      いつの話だよ。
ピル叔父 :おい、ところで夜中に二人でなんか用か?
ピル   :ああ…
ピル叔父 :ああ、はーん。結局二人付き合ってるんだな?
      あっはっはっはっ!
      二人で夜の海見に旅行にでも来たんか?
ピル   :ち、違うよ。そんなんじゃない。
      近くで用事があってさ。
      叔父さん、今日一日だけ泊めてくれよ。
ピル叔父 :え?ああ、入れ入れ。部屋は多い。
ピル   :あ、そうだ、叔父さん。
      救急箱あるよな?
ピル叔父 :救急箱?
      なんで?誰か怪我したんか?

スジン  :あ…ああっ。
ピル   :かなり痛い?今からでも病院行くか?
      ああ、思ったより酷い怪我みたいだけど。
スジン  :そこまでじゃないわ。
      貸して、自分でするわ。
ピル   :じっとしてろ、俺がする。
      待てよ…。
      女の脚なのに。痕になりそうだ。
      あんまり痛かったら言えよ。
      明日でも病院に行こう。分かったな?
(スジンがピルが腕を怪我していることに気付く)
スジン  :ちょっと。
      あんたも怪我してるじゃない。
      こんなに酷い怪我しておいて痛いのも分からなかったの?
      ああ、全く。
(スジンがピルの傷を手当てする)
スジン  :どうしよう。
      さっき私を助けようと抱えて転がったときできたみたい。
ピル   :そうみたいだな。
スジン  :これから私のこと気にする前に自分のことを気にして。
      私のせいで怪我したら申し訳ないから。
      これどうするのよ…。

スジン  :ひとまずこの程度で良さそう。
      傷が酷くなったら、明日病院に行こう。
ピル   :うん。
      …ところでご両親に連絡しないといけないんじゃないか?
スジン  :あ、そうだ。連絡しなきゃ。
      …あれ?私の携帯。
      ああ、どこかに落としてきたみたい。
      ピル、携帯貸して。
ピル   :ああ。
スジン  :ありがとう。
(スジンが自分の番号を入力すると、「マイプレシャス」と登録されていた)

(ジェヒョンが証拠品を燃やしているころ、スジンの携帯が振動する)
(電話=ピル)
スジン  :もしもし?もしもし?
      もしかして携帯拾いましたか?
      もしもし?もしもし?
(ジェヒョンが電話を切る)

ピル   :どうした?
スジン  :分からない、
      何も言わずに聞いてるだけで、切られちゃった。


~建築資材置き場~
ジェヒョン:カン・スジン、
      君は結局あいつと共に夜を過ごそうっていうのか?
警備員  :ちょっと!
      あなたは何なんだ!
      ここで火をつけたらダメだろう。
      建築資材に燃え移ったらどうするんだ!
      あなた誰なんだ!まったく。
(ジェヒョンが警備員に殴りかかる)
警備員  :ああ!


~ピル叔父の家~
ピル   :はい。
      叔父さんが布団洗ってくれた。
      ああ見えても綺麗好きなんだ。
スジン  :ピル、あんたももう休んで。私がやるわ。
ピル   :ああ。ならそうする。
      お休み、スジン。
(部屋の電気が消える)
スジン  :あれ?どうしたんだろう?
ピル   :停電か?
(外でピルの叔父がブレーカーを落とし、猫の鳴き声をしている)
ピル   :中の方に…
スジン  :待って待ってピル!
      行かないで、怖いから
      行かないで、ね?
ピル   :見えないと行けないだろ。
スジン  :待って待って。一緒に行こう。
      本当に怖いんだから。
ピル   :分かった。一緒に行くから。
(電気が点く)
ピル   :お?点いた。
      良かった。もう休みな、スジン。
スジン  :うん、ところであんたはどこで寝るの?
ピル   :え?俺はそこにあるから。
スジン  :そう。お休み。
ピル   :お休み。
(また電気が消える)
スジン  :あぁ!もうやだ!
(スジンがピルにしがみつくと電気が点く)
ピル   :大丈夫か?
      …スジン。
スジン  :うん?
ピル   :俺たちこのままソウルに行かないでここにいようか?
スジン  :突然何言ってるの?
ピル   :ああ、お前と離れていたくないから。
      …ああ、お前何かいるよな、コンビニで何か買ってくる。
      休んでて。
スジン  :うん。

ピル   :はあ…あそこでソウルに行かないでおこうって、
      どうしてそんな言葉が出てくるんだよ。
      しっかりしようぜ、ピル。

ピル   :スジン。
(ピルが買い出しを終えて戻り、寝ているスジンに布団をかけてやる)

(朝になり、スジンが外のベンチで寝ているピルに布団をかける)
ピル   :あぁ…(布団に気付いて)ん?
スジン。

ピル   :スジン!
スジン  :ピル。
      あんたがジェヒョンさんが危険な人だと言ったときどうして信じなかったんだろう。
      一度でもあんたの言うことを聞いていたらここまでにはならなかっただろうに。
ピル   :お前はそうするしかなかっただろう。
      お前が選んだ人なんだし。信じたかったはずだ。
      俺は時間旅行をしながら、パク・ジェヒョンが良い人じゃないって感じたんだ。
      だけど、どんな状況でも、お前はあの人と少しずつ近づいていて、
      お前にどうやってその話をすればいいのか分からなかった。
      お前に信じてもらうためには、俺がマンホールに乗って時間旅行をしてるってことを話さないといけないけど、
      お前が俺を信じてくれるわけがないから。
      それがすごくもどかしかった。
スジン  :今なら分かるわ。
      あんたが一人でどれだけもどかしくて辛かったのか。
      ピル、時間旅行しながら一体どんなことがあったの?
ピル   :うーん…。
      お前が知らない、色んなことがあった。
      お前が危険に晒される度に、助けたりもしたし、
      昏睡状態になって、魂のままお前と話したこともあったな。
スジン  :まさか。
ピル   :お前は覚えてないだろうけど、
      お前が俺に結婚しようとも言ったんだぜ?
スジン  :私が?本当?
ピル   :ああ。
      でも、またマンホールに乗ったら、そんなことはみんな消えちまって、
      俺とお前はだんだん遠ざかって行ったんだ。
      …あそこの仮小屋見えるだろ?
      あれがメラメラ燃えてたんだけど、その火の中にお前がいたんだ。
      俺がお前を助けようと入って、本当焼け死ぬところだったんだから。
スジン  :それで。あんたが助け出したの?
ピル   :もちろん。助けたさ。
      それで昏睡状態に陥って、魂になって彷徨ったんじゃないか。
スジン  :なんでそんなことしたのよ、馬鹿。
      なんで私のために命までかけて助けるのよ。
      そんなことしたところで、ありがとうの一言も聞けなかっただろうに。
ピル   :俺が恩に着せようとやったわけじゃないんだし。
      俺がお前に命かけてたじゃないか、昔から。
      でもさ。本当にもどかしかったのがいつだったか分かるか?

~回想~
ピル   :お前の顔を見るとこの言葉が出て来そうにないから、
      こうして映像で手紙を残すよ。
      俺、お前が好きだ。

ピル   :28年間たったの一度も欠かしたことはない。
      食事は抜いたことあっても、俺がお前を好きな気持ちはなくしたことはない。
      一晩中寝ないことはあっても、お前のこと考えなかったことはない。

ピル   :俺さ、
スジン  :私あんたが好き、ピル。
ピル   :え?
~~~~

ピル   :お前に何度も勇気を出して告白したのに、
      お前は何も覚えてないとき。
      お前に好きだって告白されたのに、
      次の日に冷たく変わったお前の姿を見るしかなかったとき。
      本当にじれったかった。
      俺たち互いに好きだって気持ちを確認したのに、
      またマンホールに乗ったら、全部消えてしまうから。
      そのときは本当に狂っちまいそうだった。
スジン  :あんたそのとき、
      私をすごく恨んだでしょうね。
ピル   :もう大丈夫さ。
      もう俺とお前は、同じ記憶を共有したから、
      今までの苦しい時間、全部報われたような気分だ。
スジン  :ピル、私のせいで苦しめてごめん。


~建築資材置き場~
(無線機)
被害者の状況報告をお願いします。
病院へ搬送され、治療を受けているそうです。
被害者治療中ですが、容態が思わしくありません。
理由なく殴ったとのことです。
顔の方が特に酷いそうです。

シン巡査 :チェ警査。
      本署から機動隊が来るようです。
※直訳:刑事機動隊
チェ警査 :被害者は?
シン巡査 :病院で治療を受けています。
      どれだけ殴ったのか、顔がめちゃくちゃでした。
チェ警査 :加害者の顔は見たって?
シン巡査 :暗くてよく見えなかったらしいですが、
      背が高くて、若い人だったそうですよ。
チェ警査 :何をこんなにたくさん燃やしたんだこいつは。
(燃え残りの中からキーホルダーの破片を発見する)

~回想~
ピル   :通り魔暴行事件、あいつが犯人です。
チェ警査 :何だと?
ピル   :あのとき現場に落ちていた装飾品。
      あいつのキーホルダーから落ちたものなんです。
~~~~


~ピルの家~
ピル母  :(電話)停職処分ですか?
      ええ。はい、わかりました。
(ピル父が帰宅)
ピル父  :早めに昼飯を頼む。食べてすぐに出ないと。
ピル母  :あなた、ピルが停職処分になったそうよ。
      スジンの新郎を殴ったせいで懲戒されたみたい。
ピル父  :はあ…。見られたザマじゃないな。
      外に車もなかったし、あいつが運転して行ったみたいだな。
ピル母  :懲戒されたからって腹を立ててふらっと旅行にでも行っちゃったのかしら。
      それでも一言言ってから行かないとでしょう。
(ベルの音)
ピル母  :あら。
(スジンの両親が入ってくる)
スジン母 :結局、ピルがやらかしましたね。
スジン父 :昨晩ピルがスジンを連れて行って、まだ連絡もないんですよ。
ピル父  :何を言ってるんだかまったく…
      分かるようにゆっくり話してください。
スジン母 :ピルがうちのスジンを拉致したんですよ、拉致。
ピル母  :拉致ですって?
スジン父 :昨晩、うちの婿の目の前でスジンを引っ張って車に乗せて消えたって言うんですが、
      何か連絡ありませんか?
ピル父  :一体何の話なんだか…
      待ってください。私がピルに電話をしてみます。
(電話に出ないため…という案内音声)
ピル父  :本当に電話に出ないな。
      (スジン両親に)とにかく、連絡がつき次第…
スジン母 :いつ連絡が来ると思って待つんですか!
      これ以上我慢できないわ。
      同じ町で生まれ育った友達だろうが何だろうが通報するわ!
ピル母  :スジンのお母さん、ひとまず落ち着いて。
      私がどうにかしてピルを見つけるから。
      そしてスジンを無事に家に返すから、
      お願いだから通報だけはやめてちょうだい。
      ああどうしましょう。


~ホンジュース~
ジンスク :オッパ。
      ねえ、二人は昨日今日、スジンとピルと電話しなかった?
ソクテ  :じゃなきゃ目撃したとか!
クギル  :いや?
ジョンエ :何よ、また何かあったの?
ソクテ  :ピルがスジンを拉致して行ったらしい。
ジンスク :それもジェヒョンさんが見てる前で。
クギル  :何の話だよ。
ソクテ  :今日、スジンとジェヒョンさん、イギリス旅行行くことになってたのに、
      スジンがピルに拉致されたせいで、
      旅行も行けなくて行方もわからなくて、それに連絡もつかないらしい。
ジョンエ :本当?どうしよう。
      ピル本当に狂ったのね。
クギル  :おい、話になるかよ。
      どこで変な話聞いて来たんだ。
      待てよ。電話してみる。
      何言ってるんだよ。
ソクテ  :出ないって。
ジンスク :出ないわよ。
クギル  :待ってろ。
      おかしなこと言い出すんだから…。
(電話に出ないため…という案内音声)
クギル  :電話出ないな?


~ピル叔父の家~
ピル叔父 :愛していたあの人を~♪
スジン  :おじさん、
ピル叔父 :え?
スジン  :掃除中なんですね。
ピル叔父 :ああ、そろそろ営業始めな。
スジン  :ところで、もう海兵隊の服は着ないんですか?
ピル叔父 :ははは!海兵隊!
      最近彼女ができたから、綺麗にしとかな。
      それより、お昼の時間やし腹減ったやろ。
      ピルが彼女に食べさせるってあっちで何かいっぱい作ってたから行ってみ。
スジン  :おじさん、コーヒー2杯お願いします。
ピル叔父 :コーヒー?二人で?水入らずで?分かった。
スジン  :(カードを差し出して)おじさん。
ピル叔父 :いいっていいって!
      知らない人でもあるまいし。
スジン  :お世話になってるのでコーヒー代くらい出させてください。
ピル叔父 :まったく、いいのに。
      ちょっと座って待っとき。
      すぐ美味しく作ったるから。
      …あ、せや、アイス?ホット?
スジン  :アイスでお願いします。
ピル叔父 :OK、アイスな。
      やれやれ、うちのピルはまだお嬢さんをごっつい好きみたいやな。
      焦らしてんと受けとめたってくれよ。
スジン  :あ、おじさん、もしかしてカメラありますか?
      あれば一日だけ借りれないかと思って。
ピル叔父 :カメラ?
      うーん、カメラ…
      ああ、古いのが一つあるんだが。少し待ってろ。
スジン  :ありがとうございます。


~スジンとジェヒョンの家~
(スジンの携帯が振動し、メッセージが届く)
大韓カード承認
カン・*ジン
9,000ウォン一時払い
月光カフェ江陵店

(ジェヒョンが家を出て、車に乗り込むところに警察がやってくる)
チェ警査 :パク・ジェヒョンさん!
      パク・ジェヒョンさん!
シン巡査 :パク・ジェヒョンさん!

ジェヒョン:どうして僕を訪ねて来たんだ、
      まさかボン・ピルあいつが僕を通報したのか?
(ジェヒョンは自分の携帯の電源をオフにする)


~ピル叔父の家の前~
(ピルが料理中)
ピル   :あつっ。熱い。
スジン  :ピル、何してるの?
ピル   :ああ、部屋にいればいいのに、なんで出て来たんだ?
スジン  :わあ、こんなにたくさん作ったの?
ピル   :お前に食べさせてやろうってボンシェフが久々に実力発揮してるんじゃないか。
      これ見て。目玉焼き芸術だろ?
      簡単に見えてもかなり難しいんだぞ。
スジン  :おお~。やるわね。
      ピル、これ持って海辺に行って食べようか?
ピル   :良いな。
      …おい、カメラはどこにあったんだ?
スジン  :ああ、これおじさんに借りたの。
      景色も良いから久しぶりに写真撮ろうと思って。
ピル   :ああ…。
      今日俺がまた格好良い被写体になってやらないといけないな?
      あはっ。
      ちょっと待てよ。食べ物すぐ包むから。
スジン  :うん。ゆっくりして。
ピル   :弁当箱どこにあったっけ?


ピル   :あー天気いいな。
      写真撮ったらまじで綺麗に写りそうだな。
スジン  :そうね。
ピル   :おい、お前まだ脚痛いみたいだな。
スジン  :ん?ううん、大丈夫。
ピル   :ほら、負ぶされ。
スジン  :ちょっと。いいわよ。
ピル   :お前が怪我してるから特別に貸してやるんだ。
      このオッパ、意外と背中が広いんだぞ。
      さ、負ぶさって。
スジン  :立って。早く。
ピル   :本当に大丈夫だって。負ぶさって。
スジン  :ちょ、ちょっと!
      ちょっと待ってよ!
(ピルがスジンを背負う)
ピル   :おい、お前なんでこんなに軽いんだよ?
      ちゃんと食えよ。
スジン  :ボン・ピル、あんた大きくなったわね
      昔は私のことおんぶ出来なかったのに。
ピル   :俺がいつ?
スジン  :ちょっと。幼稚園のときは私がおんぶしてたのよ。
ピル   :それいつのことだよ。
      俺の筋力は幼稚園生以降にできたんだ。
      よし、ちゃんと捕まってろよ。転ぶぞ。

スジン  :1、2、3

ピル   :OK、もう一回。
スジン  :ああもう。

ピル   :わー!!
      わあ、やらかした!


(弁当箱を開けて)
スジン  :おー、それっぽいわね?
ピル   :これは俺が魂込めて作った弁当だ。
      一つも残したらダメだぞ?
スジン  :わかった。
      どれどれ、食べてみようかな?
      美味しいじゃない。
      料理も上手いのね?新郎候補1位ね。
※直訳:1位の婿がね、新郎にするのに良い男No.1という意味です
ピル   :しないからで、俺はやればできないことはないんだぞ。
      誰かに料理してやるのは初めてなんだ。
      光栄に思えよ。
スジン  :分かった。美味しく頂くわ。
      …ピル、私やっぱり今日ソウルに帰らないと。
ピル   :今日?
スジン  :うん。
      いつまでもここで過ごすわけにはいかないじゃない。
ピル   :もう少しここにいてから帰ったらダメなのか?
      このまま帰るのは惜しいんだけど。
スジン  :(カメラをピルに渡して)はい。
      私あんたとこんな時間を過ごすのは最後になると思う。
ピル   :それどういう意味だ?最後だなんて。
スジン  :あんたが時間旅行をしながらあったことを聞きながら
      たくさん悩んだんだけど、私達は一緒にいたらだめだと思うの。
      あんたはいつも私のせいで危険な目に遭って、
      辛いことばかりだったじゃない。
ピル   :おい、ちがうさ。
      俺は一度も辛いと思ったことはない。
      これからただお前の側にいられるだけで良いんだ、
      それ以外には何も望むことはない。
スジン  :ピル、私あんたがそうするのは嫌なの。
      あんたが私のせいで不幸になるのを、これ以上見てられない。
ピル   :ス、スジン。
スジン  :あんたが時間旅行しながら、
      私と一度もうまくいったことがないって言ってたでしょう?
      それは私たちが、どのみち上手くいかない運命だからよ。
      今だってそうでしょ。
      私はもう結婚してるし、私達は結ばれないじゃない。
ピル   :スジン、お前はパク・ジェヒョンがどんな人なのか分かったじゃないか。
      あいつは危険な奴なんだ。お前もどんな目に遭うか分からないんだぞ。
スジン  :私があんたと会わないことにしたのは、ジェヒョンさんと全く関係ないわ。
      ただ私が決めたことなの。
      …ピル、私はあんたに幸せになってほしいの。
      また時間旅行をすることになるか、
      じゃなきゃこの時間にとどまることになるか分からないけど、
      これから、どんな状況でも、絶対に私を選ばないで。
      これ以上私のせいで苦しまないでほしい。
      私、先に行くね。
      ゆっくり来て。


(一人で歩いていたスジンが外した指輪を地面に落としたとき、ジェヒョンがやってくる)
スジン  :ジェ、ジェヒョンさん。
ジェヒョン:スジン。
      スジン、僕たち少し話をしよう。
      少しだけ僕の話を聞いてくれ。
      お願いだ。

スジン  :どうしてここだと分かったの?
ジェヒョン:君が落とした携帯、僕が持ってたんだ。
      君の決済内容を見て来たんだ。
      スジン、僕にすごく失望したのは分かってる。
      僕があんなことをしたと知って、
      どれだけ驚いて、怖かっただろうか。
      僕も自分自身が許せない。
スジン  :昨日ピルと私が一緒にいたとき、
      わざと車で轢こうとしたの?
ジェヒョン:君がボン・ピルさんといるのを見て、
      すごく腹が立って、瞬間、無意識にやったんだ。
スジン  :腹が立ったらそんなことしてもいいの?
      それで…それで通り魔暴行もしでかしたの?
ジェヒョン:僕も分からない。
      腹が立つと、瞬間的に自分自身が制御できない。
      いつも後悔しながらも、コントロールできないからおかしくなりそうだ。
スジン  :私はまだジェヒョンさんがそんなことをしたなんて信じられない。
      ジェヒョンさんは優しくて良い人だったじゃない。
      なのになんでそんなことをしたの?
      …いいえ。
      どんな言い訳をしてもジェヒョンさんがしたことは、
      このまま見過せることじゃないわ。
      ジェヒョンさん、自首して。
      ジェヒョンさんが犯した罪を償って、治療を受けて。
      そしたら良くなるかもしれないわ。
ジェヒョン:ああ、分かった。自首する。
      …スジン、代わりに、僕と一緒に来てくれないか?

ピル叔父 :愛していたあの人を~♪
(ピル叔父がスジンとジェヒョンの姿を目撃する)

ピル叔父 :おい、ピル。
ピル   :あ、叔父さん。どこ行くんですか?
ピル叔父 :俺は市場に買い物に。
      スジン、お客さん来てたぞ?
ピル   :お客さん?
ピル叔父 :ああ。背がこんなに高くて、小綺麗でイケメンな男やったな?
      何してる奴なんや?
(ピルが弁当箱を叔父の自転車のカゴに入れて駆け出す)
ピル叔父 :おい?

(ピルが追いかけるが、ジェヒョンの車が出発してしまう)


~地方交番~
(防犯カメラにジェヒョンが写っている)
チェ警査 :ああ、パク・ジェヒョンが犯人だった。
(シン巡査に)担当刑事に連絡しろ。
通り魔暴行容疑者の防犯カメラを確保したって。
シン巡査 :は、はい。


~スジンの実家~
(スジン母をスジン父が止めている)
スジン父 :もう少し待ってみようって。
チェ警査 :いらっしゃいますか?
      …あ、ドアが開いてたので。少し失礼します。
スジン父 :どうされましたか?
チェ警査 :カン・スジンさんいらっしゃいますか?
      携帯にも出なくて、家にもいらっしゃらないようでこちらまで来ました。
スジン父 :どうしてうちのスジンを…?
スジン母 :スジンに何かあったんですか?
チェ警査 :ああ、いえ、そんなんじゃないんです。
スジン父 :それならどうしてうちのスジンをお探しなんですか?
チェ警査 :ああ…それが、パク・ジェヒョンさんについてお聞きしたくて来たんです。
スジン父 :パク・ジェヒョン?うちの婿のことですか?
チェ警査 :はい、最近この町で起きている通り魔暴行事件をご存知でしょう?
スジン両親:ええ。
スジン父 :でも、それがうちの婿と何の関係が?
チェ警査 :パク・ジェヒョンさんがその事件の有力な容疑者なんです。
スジン父 :はい?
スジン母 :はい?


(ジェヒョンの車)
ジェヒョン:ところで、昨日ボン・ピルさんと一緒にいたのか?
スジン  :うん。
ジェヒョン:もしかして同じ部屋だったわけじゃないよな?
スジン  :ううん。そんなわけないじゃない。
ジェヒョン:そうだな、スジンがそんなはずないよな。
スジン  :…ところで、私達ソウルに行くんじゃないの?
      どうしてこっちの道に抜けるの?
ジェヒョン:どこかで気晴らしでもして行こう。
スジン  :突然どういうことよ?
      ジェヒョンさん自首しに行くんでしょう?
ジェヒョン:僕たち、イギリス旅行も行けなかったんだから、
      このまま行くのは名残惜しいじゃないか。
      時間はたくさんあるからゆっくり行こう。


(ピルが車でジェヒョンとスジンを探しているとき、着信音が鳴る)
チェ警査 :ボン巡査!
ピル   :チェ警査。
      今、電話に出られる状況ではな …
チェ警査 :今カン・スジンさんと一緒にいるのか?
ピル   :はい?
チェ警査 :カン・スジンさんと一緒にいるなら、
      今からすぐソウルに戻って陳述してもらわないといけないんだ。
      ボン巡査の言うとおり、パク・ジェヒョンが犯人だった。
      パク・ジェヒョン、あいつ携帯も切ったまま連絡がつかないのを見るに、
      先に気付いて逃げたみたいだ。
ピル   :パク・ジェヒョン、今江陵周辺をカン・スジンと逃走中です。
チェ警査 :何だと?
ピル   :僕が今探しているところなんですが…
(ジェヒョンの車を見つけ、スピードを上げると、ジェヒョンも追ってくるピルに気付いてスピードを上げる)
チェ警査 :ボン巡査、ボン巡査!
      どうしたんだ?

スジン  :ジェヒョンさん、急にどうしたの。

(信号が変わり、ジェヒョンの車を見失ってしまう)
運転手  :おい、まともに運転しろよ!
ピル   :ああ…!

ピル   :(電話)パク・ジェヒョンの車を逃しました。
      ひとまず僕もこの一帯を探してみます。はい。


~ジェヒョンの別荘~
ジェヒョン:お腹すいただろ?
      少しだけ待って。すぐにできるから。
スジン  :ジェヒョンさん、こうしてないでソウルに行きましょう。
      行って自首しよう、ジェヒョンさん。
ジェヒョン:君は僕と一緒にいるのが嫌みたいだな?
スジン  :え…?
ジェヒョン:僕たちこんな時間久しぶりじゃないか。
      今は何考えずに楽しもう。
      座ってて。
(スジンがジェヒョンのジャケットから携帯を抜き取り、電源を入れると、ちょうどピルから電話がかかってくる。)
ジェヒョン:お腹減っただろ。
      これ先に食べてて。
スジン  :うん、ありがとう。
(スジンはピルからの電話に出て、そのまま隣に置く)

ピル   :もしもし?スジン?
(電話からジェヒョンとスジンの会話が聞こえる)
ジェヒョン:スジンが好きなステーキが完成したよ。
      食べて。材料がなくて美味しいか分からないけど。
スジン  :うん、そうね。
ジェヒョン:どう、美味しい?
スジン  :うん、美味しいわね。
      ところで、湖にこんな別荘があるなんて知らなかったわ。
ジェヒョン:言わなかったっけ?
      両親から譲り受けた別荘があるって話した気がするけど。
スジン  :ああ!そうだった気がする。
      来てみたら湖がすごく綺麗だったわ。
      湖の名前は何?
ジェヒョン:ハヌル湖。
※ハヌル=空
スジン  :あ~ハヌル湖。
ジェヒョン:綺麗な名前だろ?
      明け方に霧が立ち込めるのを見ないと。
      本当に素敵なんだ。
スジン  :うん。見ないとね。

(ピルは二人の会話を頼りに居場所を特定し、カーナビを操作して車を出発させる)
ピル   :ハヌル湖…。

ジェヒョン:ほら、ここに来てよかっただろ?

(ピルが別荘に到着し、ジェヒョンの車があるのを確認する)

スジン  :ありがとう。
ジェヒョン:スジン。
スジン  :うん?
      僕たち韓国を発とうか?
スジン  :それどういうこと?
ジェヒョン:僕が自首したら刑務所に入らないといけないし、
      そしたら君が一人で寂しく過ごさなきゃならないじゃないか。
      ただ、誰もいないところに行って僕たち二人で暮らそう。
スジン  :ジェヒョンさん。
ジェヒョン:僕は君だけがいればいい、スジン。
      誰も必要ない。

(スジンがピルに気付く)

ジェヒョン:どうした、何かあるのか?


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